風俗の【スカウト】は危険?スカウトを利用するデメリット5選やヤバい体験談も!
皆さんは街中で、風俗業へのスカウトを受けたことはありますか?
風俗店はスカウトバックと呼ばれるお金を払って、スカウトマンを雇っていることがあります。
連れて来た女の子が売り上げを伸ばせば、その分スカウトへのバックもはずむ仕組みです。
しかし、実はスカウトという行為自体は違法!
さらにスカウトを利用してひどい目に遭ったという女性も少なくありません。
そこで今回は、風俗のスカウトの実態や実際にあった体験談をご紹介します。
お店選びにスカウトを利用しようと考えている人は必見です!
1. 風俗のスカウトは犯罪行為!
歓楽街では風俗のスカウトが横行していますが、実はこうした行為は犯罪なんです。
具体的には各都道府県で制定されている「迷惑防止条例」の違反に該当します。
そのため警察にスカウトしているところを見つかった場合、即アウト。
スカウトマンは現行犯で取り押さえられます。
もちろんスカウトもその辺を理解しているので、警察の目があるところではスカウトしません。
また職業安定法という法律では、「有害職業への勧誘禁止」という項目があります。
風俗業を有害職業と見なすかは難しいところですが、とくにソープは法的にグレー。
実際、勧誘をしたとして福岡県の風俗店経営者たちが逮捕された事例もあります!
(出典:中洲の風俗店経営者ら、職業安定法違反の疑いで逮捕 | NetlB-NEWS[1] )
1-1. 詐欺をはたらく悪徳スカウトマンも
またスカウトマンは、スカウトバック欲しさに詐欺まがいの行為をする場合もあります。
ひどい場合は、裏で違法経営をする風俗店や半グレの風俗店とつながっており、女性を騙して働かせる場合も…。
実際にいたヤバいスカウトについては後ほど紹介しますね。
もちろん親切で本当に良い条件のお店を紹介してくれるスカウトもいるのですが、少数派でしょう。
スカウトは違法行為で生活しているだけあり、元風俗嬢の私からしてもあまり信用しないほうが良いかなと思います。
1-2. しかし需要があるため、いなくならない
「何でスカウトは違法なのに普通にたくさんいるの?」
そう思いますよね。
これは単純に、需要があるからなんです。
風俗店としては手っ取り早く稼げそうな女の子を採用したいという気持ちがあります。
一方、風俗店を辞めて次の店を決めかねている女性や、本当にお金に困っている女性にとってスカウトマンはまさに救世主。
危ないとは分かっていても、「実際それで稼げれば儲けもの」とスカウトに付いていく女性は後を絶ちません。
その後は当初と条件が違うとか、希望した店じゃないとか色々揉めるのですが、最終的にはなぁなぁになって終わることがほとんど。
「話は違ったけどそれなりに稼げたしまぁいいか…。」と思う女性もいれば、「お金を取られたわけじゃないし、訴えるほどじゃないよね…。」と思う女性もいます。
こんな感じで、目立った被害がないためスカウトのことはあまり表沙汰にならないんです。
だから警察もそこまで動いておらず、スカウトは未だになくならないんですね。
2. 実際にいたヤバいスカウト
ではここから、実際にいたヤバいスカウトの体験談。
ここで紹介するのは、私や同僚の風俗嬢が引っかかった悪いスカウトの例です。
もちろん一部ですが、良いスカウトもいることを先に付け加えておきます。
ただしお金をちらつかせて来たり、やけに調子の良いことばかり口にするスカウトは大体怪しいので注意!
皆さんもこうしたヤバいスカウトに引っかからないように気を付けてくださいね。
2-1. 約束と違う条件を提示してくるスカウト
スカウトによくあるのが、良い条件を提示して興味を引くという手口。
しかしいざ食いつくと、条件がどんどん悪くなっていくというものです。
たとえば以下のような感じ。
「俺の紹介でお店に入れば、バック70%で働けるよ!」と言われたSちゃん。
風俗初心者の採用条件にしてはそこそこ良いバック率だったので、お店の紹介を受けることにしたそうです。
しかし待てど暮らせどスカウトからその後の連絡が来ず。
しびれを切らしてこちらから連絡すると、「当初の採用枠が埋まってしまった」とのこと。
そしてその後紹介されたのは、バック率50%の店。
しかも当初はオナクラという話だったのに、ソープを紹介されたそう。
給与保証つきという話もいつの間にかなくなり、「全然話が違うじゃん!」と激怒。
そのスカウトの話はすべてお断りしたそうです。
2-2. 優秀を装うダメスカウト
スカウトはあたかも自分が非常に優秀なヘッドハンターであるかのように装う人がいます。
「これまで〇人の女の子を紹介してきた」
「大手の○○グループとのコネもある」
「業界歴〇年だから顔が広いし、俺に任せておけば安心だよ」
などなど…。
本当のこともあるのかもしれませんが、大体話半分に聞いておきましょう。
私も過去、風俗をはじめて間もない頃この手のスカウトに引っかかりました。
色々なお店とのコネクションがあり、より良い条件のところを紹介してくれるというので連絡先を交換したんです。
しかし連絡が来るのがとにかく遅い、ロクな求人は紹介してこない、といった感じでとても優秀なスカウトとは思えませんでした。
挙句の果てには、風俗店を紹介してもらうはずが「AVに出演してみない?」と全く希望条件とは違う提案をされ…。
「詐欺じゃん!!」とキレて、そこからスカウトを使うのはやめました(笑)
2-3. 色恋管理でバックを稼ぐスカウト
女性を色恋管理してバックを稼ぐスカウトもいます。
色恋管理とは、恋人のような関係になること。まぁつまり寝るということですね。
こういうのはイケメンなスカウトに多いです!
私の同僚も、過去にスカウトに落とされてガチ恋してしまったそう…。
そして彼から言われるがままに働き、お店の売上に貢献した分、彼にもたっぷりバックが入ったのだとか。
当時は本当にガチ恋していたので、彼がほかの女性と寝ていることを知っても、ビジネスでそういうことをしていると知っても構わないと思っていたそうです。
怖いですね…。
2-4. SNSでアマギフやお金を配るスカウト
SNS経由でスカウトしてくる人もいます。
特にお祝い金といって、現金やAmazonギフトを配るアカウントには要注意!
大体そういうのは詐欺まがいで、札束の画像もよく見ると拾い画だったりすることがほとんどです。
SNSを使うスカウトはまずDMを送ってきます。
そして自分がスカウトであることを告げ、現金やAmazonギフトを渡すから一度会って話をできないかと交渉してきます。
しかし実際にもらえるのは、数千円くらいの現金やギフト。せいぜい交通費程度のものです。
もらえない場合もあります。
それで、あとはほかのスカウトと同じようにお店を紹介されて入るという仕組み。
SNSで高らかに宣伝している「10万円プレゼント」といったことを実際にやっているスカウトはまずいません!
「本当に受け取れた!すごい!」と言っているアカウントは大概が自作自演か、サクラとしてお願いしてツイートしてもらっていることも。
目先のお金に目をくらまされないようにしましょう。
2-5. 風俗嬢の給料をピンハネするスカウト
これはかなり悪質なパターンでまれですが、嬢のお給料をピンハネするスカウトもいるようです。
こういったスカウトは最初から店とつながっているパターンがほとんど。
本来嬢に支払われるお金とスカウトバックはまったく別のものです。
実際、風俗嬢のお給料からスカウトバックが差し引かれるということはあまりありません。
しかし一部の違法な営業をするお店や悪徳スカウトマンに引っかかると、こうした被害に遭う可能性もあります。
3. スカウトの被害に遭ったら?
スカウトが当初と違う条件を提示してきたり、揉めたりした場合はスカウト会社の上層部にチクると良いですよ!
上司がそのスカウトを絞ってくれます。
ただしSNS経由のスカウトは雇用元が分からないため、こうした対処ができません。
また「詐欺に遭った」「妊娠させられた」「暴力を振るわれた」といった明らかな犯罪被害に遭った場合は、すぐ警察に連絡しましょう。
泣き寝入りは無用です!
4. スカウトの利用はおすすめできない
ここまでの体験談を見て、スカウトのリスクをお分かりいただけたかと思います。
元風俗嬢の私としても、スカウトはできるだけ利用しないほうが良いと思います!
周囲の話を聞いても、やはりロクなエピソードがありませんからね…。
街中で声を掛けられてもひたすら無視しましょう!
ではここから、スカウトを利用しないほうが良い理由について解説します。
4-1. 多くのスカウトが自分のバックを優先する
スカウトは本来、女性がより良い待遇で働けるお店を見つけるのが仕事です。
女性の容姿や年齢、雰囲気などを考慮し、最も良い条件で採用してくれるお店に入れるよう橋渡しをします。
しかし、実際の風俗のスカウトはそこまで女性のことを考えていません。
大概が自分に払われるスカウトバックのことしか考えていないので、適当な条件のお店を平気で提案してきます。
またスカウトは女好きも多いので、色恋管理して稼ごうとする男性も少なくありません。
4-2. 個人情報を悪用される場合も
スカウトのほとんどは風俗嬢と同じで、業務委託という形で働いている男性がほとんどです。
また風俗店側もスカウトは違法だと分かっているため、契約書や給与明細などスカウトに関する書類を残しません。
そのためスカウトはバックレようと思えばすぐにバックレられます。
これは何を意味するのかというと、何かあったときに責任を取ってもらえないということです。
たとえばスカウトに提示した個人情報が漏れて身バレしたとしましょう。
しかし相手の本名も知らない状態でバックレられてしまった場合、訴えようがありません。
お店に言ったところで知らないと言われるのがオチ。
ちなみにスカウトはお金稼ぎ目的のバイト感覚で、業界に足を踏み入れている男性が多いような印象です。
信頼できるかといったら…うーん…不安です…!
4-3. 危険な目に遭う場合もある
「スカウトに妊娠させられた」
「スカウトから強姦されそうになった」
「スカウトから薬物を勧められた」
こんな話も珍しくありません。
もちろんすべてのスカウトがこういった人物ではありません。
しかし、こうした危険性のあるスカウトもいるんです。
4-4. 良いスカウトを見極めるのは難しい
良いスカウトと悪いスカウトの見極めは、非常に難しいです。
ちなみにスカウトは皆一様にハイブランドの服を来て、2~4人くらいで歓楽街にたむろしています(笑)
年齢はほとんどの場合が10代後半から20代半ばくらい。
なので見た目で判断するのはほぼ無理です(笑)
悪いスカウトマンもはじめは親切な雰囲気で近づいてくるので、語り口調から判断するのも難しいでしょう。
いずれにしてもスカウトの多くはヤバいやつなので、始めから取り合わないのが吉です!
5. スカウトが目をつける女性の特徴
ではスカウトが目をつける女性には、どんな特徴があるのでしょうか?
声をかけられやすい女性は、ずばりこんな感じ!
- 露出度が高い
- メンヘラっぽそう
- 金遣いが荒そう など
スカウトは風俗業に馴染んでくれそうな女性を狙っています。
では具体的にどんなところを見ているのか、チェックしていきましょう!
5-1. 露出度が高い
まず私服の露出度が高い女性!
こんな人は「仕事で肌を見せることにもあまり抵抗がないだろうな」と思われ、声をかけられやすいです。
また「露出度が高い=アピールをしている」とも捉えられます。
つまり性への関心が強く、風俗業にも向いていると思われがち。
実際のところそうではなくても、あまり派手な格好だと目をつけられてしまいます。
5-2. メンヘラっぽそう
メンヘラっぽそうな見た目の女性も声をかけられがち!
風俗嬢はたしかにメンヘラが多い…!
しかもメンヘラちゃんは行きずりのスカウトマンにもホイホイ付いていったり、簡単に惚れてしまったりすることもしばしば(友人談)。
スカウトしやすいと思われているのかもしれませんね。
5-3. 金遣いが荒そう
ハイブランドのバックや服を身に着けていたり、高価なアクセサリーを付けている女性もスカウトされやすいです!
これは「金遣いが荒そう」と思われるから。
金遣いが荒いということは、お金をそれだけ必要としているということ。
見るからに貧乏そうな人、というよりもオシャレや服にバンバンお金を使いそうな女性のほうがスカウトされやすいです!
6. お店は求人サイト×口コミで探そう
自分の働く風俗店は、スカウトに頼らず自ら求人サイトで探しましょう。
とはいえ、風俗業界の求人サイトもまた無法地帯!
求人情報がかなり盛られていることも珍しくありません。
そのため一番安心なのは、求人サイトで条件をチェックしてからお店のホームページを見てダブルチェックすること。
ホームページのないお店は違法営業している可能性があるので、絶対避けましょう!
そしてダメ押しで、口コミを見ましょう!
実際に働いている嬢の口コミを見れば、お店の雰囲気もリアルに分かります。
これら3つの情報を比較して矛盾がなければ、ある程度信頼しても良いといえます。
あとは面接のときに聞いたりして、不明点のない状態で入店したいですね。
7. スカウトを安易に利用するのは危険
スカウトを安易に利用するのは危険です。
本当に女性のことを思って親身に寄り添ってくれるスカウトマンは、ほんの一握り。
良い人と悪い人の区別をするのも難しいので、初めから利用しないに越したことはないでしょう。
ぜひ複数の求人サイトやホームページ、口コミなど幅広い情報網を使って、自分に合ったお店を探してみてくださいね。